ランドロックでキャンプをしてから1年が経ちます。
真夏と、真冬、そして1年を通してランドロックで楽しいキャンプをしてきました。
そこで実際に使ってみてわかったこと、気づいたことがあるので今回はそのまとめ記事です。

ランドロックの購入を検討している方、キャンプを始めようとしている方の参考になればと思います。
それではいってみましょう。
ランドロック
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ランドロックと言えばスノーピークの人気の2ルームテント。
キャンプを始める人や、もう始めている人、1度は見たことがあると思います。
僕はテントを買い換えてランドロックにしましたが買い替えにあたって気になることがありました。
- 価格
- 置き場所
- 設営難易度
- 本当に自分に必要なのか
上記がランドロックを購入するにあたっての懸念点となっていましたが当記事で、使ってわかったこと、気づいたことに当てはめてまとめていきます。
リアルキャンパーには高級テント。
まずは価格。
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ランドロック高いですよね。
これは今でも高いと思います。
僕はテント買い替え組です。最初のテントは見た目を重視し過ぎてまるで使い物にならなかったし、初めての使用で生地の破れが発生。
その時は結局初期不良ということでテントの交換対応をしてもらいました。ちょっとした破れでしたがポールを含めた本体ごとの交換ということに。
交換はありがたかったのですが、コレって修理ができないって事なんだなと、使っていくうえでの心配になりました。
それに対して、スノーピークのテントは原則修理可能。これは道具としてみた時に非常に安心です。
金額の高いもので、かつ、買い替えを頻繁にするものではないから修理ができるのは強みとなります。
まだ修理に出したことは無いけれど、窓口は各スノーピークのお店などでフレーム1本から修理を受け付けてくれるそう。
だから価格が高くても修理しながら長く使えます。
そして1年使ってみてわかったことはランドロックって頑丈。
テント生地はもちろん、本体を構成するフレームもタフな作りになっています。今のところ普通に使っていれば修理に出す事は無さそうです。
どう考えても月1キャンパーには高い買い物だけれど背伸びをして買った意味は十分にあったと思います。
収納袋にいれても大きい。
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実は買って1番感じるのは収納の問題かもしれません。
なぜならキャンプ場にいる時間よりも自宅にいる時間の方が圧倒的に長いから。
ランドロックが部屋に占める割合は相当なもの。
購入する際も箱に入った状態のランドロックをみて、この事は想像していましたがやはり大きい…。
承知の上でしたがここについては物理的な問題があるので解決は難しそうです。
とは言っても収納の問題はランドロックだけのせいではなくて、僕がちょこちょこ集めているほかのキャンプ道具の方が場所は取っているんですが。
設営は慣れ。とにかく慣れ。
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設営について。これはランドロックユーザーが多いので設営方法に関する記事がたくさんあります。
よって、取扱説明書ではイメージのつきにくい設営の様子も容易に入手できます。
考えてみてください、これってすごいメリットじゃありませんか?
さて、設営自体に話を戻します。
大型のテントということもあり設営は「簡単」ではありません。ですが「難しくない」といった表現が近いと思います。
このテントを1人で使う人は少ないと思うので前提として数人での使用、設営を想定してお話しますが、最小で2人いれば初めてでも十分に設営可能です。
2人のうち1人は補助的な動きができれば大丈夫なので家族でキャンプに行ったときにお父さんがメインで設営、奥さんがサポートという形でOK。
あと大切なのは慣れです。これは本当に慣れ。僕も初めて設営した時には幕本体の向きもわからないし、フレームの通し方も説明書を見ながら四苦八苦してなんとか完成させました。
月1ペースでのキャンプなので、その次のキャンプでも設営の仕方を忘れてしまい苦戦をしました。
3回目くらいのキャンプではある程度の流れを覚えていたので設営時間も最初の半分くらいで設営ができるようになり、取説をみないでもできるようになりました。
今では取説を読まなくても、2人で30分くらいで設営ができるようになりました。
またスノーピークのお店ではランドロックの設営講習会を行っています。
これはスノーピークの店員さんがレクチャーしているものなので初心者にも安心ですし、すでにランドロックを持っている人にも設営の簡単になるテクニックを学べる機会になると思います。
とにかく記事や動画で見るだけではなく、買った人であれば自分で設営の練習、購入を検討している人なら設営講習会に参加することをおすすめします。
実はランドロックを購入するときにコールマンのウェザーマスターと比べながら最後まで決めかねていました。
金額は似たようなもんなのに、あっちの方が少しばかり大きいし天窓があるのが魅力的。カラーリングも本当はあっちのほうが好み。
ではなぜランドロックにしたかというと、設営はランドロックの方が簡単そうだったから。
ランドロックの方がポールの本数が少ないんですよね。決め手はそこだったりします。
本当に自分に必要なのか問題。
これ。購入する前の1番の壁でした。
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この壁がかなり僕を悩ませてくれて、前述のように高級テントです。そして他のキャンプ道具も満足に揃っていない状態でいきなりコレをいっちゃっていいのか?!という気持ちと、もしキャンプやらなくなったらこの金額の無駄になるんじゃないか?!というめちゃくちゃリアルな悩み。
この壁をどう越えたかというと、結局このテントに興味を持つくらいなんだからキャンプは当分続けるんだろうなという根拠のない自分への言い聞かせと、ここまできたらとことんやってやろう!という謎の勢いでした。
実際購入してこの時のことを振り返ると、よく思い切ったな自分!と今でも思います。
最初の一歩はすごく悩んだけれど結果は本当に満足。
ランドロックを作ってくれたスノーピーク、新潟方向に一礼したいレベルです。
使ってわかったこと、気づいたこと
使ってわかったことの中で特に伝えたいのは、テント本体以外に揃えた方がいいものがあるということ。
具体的には、シールドルーフとグランドシートは絶対に揃えておいた方がいいです。
シールドルーフはテント上部に装着するカバーです。これをつけることによって日差しを避けることと、降雨からテントを守ることを趣旨としたオプションです。
日差しや降雨だけでなく、テント内の結露が発生しにくいといった効果を得る事ができ非常におススメ!
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結露は必ず発生してしまいます。シールドルーフによって特にテント上部の結露が目に見えて軽減できるので撤収の際にはテントの乾きが早くなります。
単品の値段をみるとちょっと敬遠してしまいがちですが、せっかくのランドロックです、これもいっちゃいましょう。
さらに勢いがついたところでもう1つ。僕的にはシールドルーフよりおススメしたいのがグランドシートです。
グランドシートはインナーテント下部に敷くシート。シールドルーフと同じく結露の発生を軽減させます。
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ブルーシートで代用もできますが、専用のグランドシートを敷くことでインナーテントへの結露を圧倒的に防ぐことが可能です。
やはりこちらも単品の値段を見ると少しばかり気がひけるところですが、寝床の結露ほど避けたいものはありません。
マットや寝袋、荷物なども濡らしたくないですよね。
なのでシールドルーフとグランドシートは絶対に揃えておきたいアイテムです。
気づいたことは、なんといっても使い勝手がいいこと。
リビングが土間になっているので靴を脱ぐ必要もないし、寝室のインナーテントと接続されているので眠くなったらそのまま寝床に直行できるのもポイントです。
いつものキャンプでは天気が良ければテントの外で夕食を楽しみ、その後はランドロックに引きこもってお酒や会話を楽しむ。
そして眠くなった順にインナーテントへ寝に行くといったスタイル。
これほんとにいいんですよ。ほんといい。
初心者にも買い替え組にもおすすめ。
上記のことから、これからキャンプを始める人にも今使っているテントの買い替えを検討している人にもおススメです。
スノーピークは定価販売が基本なので、スポーツオーソリティーやヒマラヤなどのセール時期が重なればそこでの購入。
なんでもない時期ならポイントもつくのでAmazonなどで購入するのが賢い入手方法です。
繰り返しになってしまいますが、近くにスノーピークのお店がある人は1度現物を見ることをおすすめします。
参考 おすすめのキャンプ記事はこちらBooyah
スノーピーク(snow peak) ランドロック [6人用] TP-671R
スノーピーク(snow peak) ランドロック グランドシート TP6701
スノーピーク(snow peak) タープ ランドロック シールドルーフ TP-670SR